宿泊費をかけずに自由気ままな旅を楽しめる車中泊は、キャンプやアウトドア好きの間で年々人気が高まっています。特に、悪路走破性と積載能力を兼ね備えた車中泊ができるSUVは、大自然でのアクティビティと快適な宿泊を両立できると注目されています。しかし、快適に車中泊を楽しめるかどうかは「どの車を選ぶか」で大きく変わります。
この記事では、車中泊ができるSUVに特化し、選び方のポイントから快適に眠れるおすすめ車種12選までを徹底解説。フルフラット時の寸法や寝心地のポイント、さらに車中泊を快適にするグッズも紹介しているので、あなたの理想の車中泊を実現する車選びの参考にしてください。
車中泊ができるSUVの選び方【3つの重要ポイント】
車中泊を快適に楽しむためには、車種選びが最も重要です。以下の3つのポイントを参考に、あなたのスタイルに合った一台を見つけましょう。
1. シートアレンジとフルフラット性能
車中泊で最も重要なのが、シートを倒したときにフラットな就寝スペースが確保できるかどうかです。シートの段差や凹凸が大きいとマットを敷いても熟睡できません。カタログの「シートアレンジ」の項目でフルフラット時の寸法を確認しましょう。完全にフラットにならなくても、段差を埋めるための専用マットやボードを活用すれば快適性は格段に向上します。理想は、身長+10cm以上の長さが確保できることです。
2. 室内の広さと快適性
快適に眠るためには、身長+10cm以上の室内長が目安。身長170cmの方なら就寝スペースの長さが180cm以上あると足を伸ばして眠れます。幅は1人なら60cm以上、2人なら120cm以上を確保したいところです。特にSUVは車高が高く、頭上の空間に余裕がある車種も多いため、閉塞感なく過ごせるかどうかも確認しておくと良いでしょう。天井の高さは、着替えや座って過ごす際の快適性に直結します。
3. 換気・電源・プライバシー装備
就寝中の換気は安全面でも重要です。窓を少し開けた状態でも虫が入らないようウインドウネットを用意しましょう。また、USB電源やアクセサリーソケット(シガーソケット)の位置と数も確認しておくと、スマホの充電や小型家電の使用に便利です。プライバシーシェードやカーテンが純正オプションで用意されている車種は車中泊への適性が高いと言えます。外部からの視線を遮ることで、安心して過ごせます。最近では、外部給電機能を持つSUVも登場しており、電力確保の選択肢も広がっています。
【厳選】車中泊ができるおすすめSUV12選!人気車種を徹底比較
悪路走破性とアウトドア感を兼ね備えたSUVは、キャンプ場や道の駅での車中泊にぴったり。4WDモデルなら未舗装路も安心して走れます。大自然の中での車中泊を考えているなら、SUVは最適な選択肢と言えるでしょう。
| 順位 | 車種 | メーカー | 価格帯(目安) | 就寝スペース(目安) | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 🥇1位 | RAV4 | トヨタ | 約300万円〜 | 約185cm×105cm | ★★★★★ |
| 🥈2位 | フォレスター | スバル | 約310万円〜 | 約180cm×105cm | ★★★★☆ |
| 🥉3位 | CX-5 | マツダ | 約290万円〜 | 約180cm×100cm | ★★★★☆ |
| 4位 | ハリアー | トヨタ | 約310万円〜 | 約185cm×100cm | ★★★★☆ |
| 5位 | エクストレイル | 日産 | 約320万円〜 | 約180cm×100cm | ★★★★☆ |
| 6位 | アウトランダーPHEV | 三菱 | 約470万円〜 | 約180cm×100cm | ★★★★☆ |
| 7位 | デリカD:5 | 三菱 | 約415万円〜 | 約190cm×120cm | ★★★★☆ |
| 8位 | ヴェゼル | ホンダ | 約265万円〜 | 約175cm×100cm | ★★★☆☆ |
| 9位 | カローラクロス | トヨタ | 約220万円〜 | 約175cm×95cm | ★★★☆☆ |
| 10位 | CR-V | ホンダ | 中古約150万円〜 | 約185cm×110cm | ★★★☆☆ |
| 11位 | ジムニーシエラ | スズキ | 約190万円〜 | 約165cm×80cm | ★★★☆☆ |
| 12位 | CX-60 | マツダ | 約300万円〜 | 約180cm×105cm | ★★★☆☆ |
トヨタ RAV4
本格4WDで秘境キャンプ場へのアクセスも安心。荷室の開口部が広く使いやすい。
後席を倒すと約185cmのフラットスペースが生まれ、身長175cm程度の方なら足を伸ばして眠れます。荷室の開口部が広く、荷物の出し入れもスムーズ。荷室の床面はフラットで、汚れに強い素材が使われているグレードもあるため、アウトドアギアの積載も安心です。本格的な4WDシステムを搭載しているため、林道を抜けた先の秘境キャンプ場へもアクセスできます。電源(アクセサリーソケット)の配置も考慮されており、ポータブル電源との併用でさらに快適さが増します。SUVで車中泊するなら最もバランスの取れた選択肢の一つです。特に北海道や九州のような大自然を満喫するロングドライブでの車中泊に最適です。
スバル フォレスター
シンメトリカルAWDの走行安定性とほぼフラットな就寝スペースを両立。
スバル独自のシンメトリカルAWDによる安定した走行性能が魅力。雪道や悪路での安心感は抜群で、どんな場所でも安心して車中泊スポットまでたどり着けます。後席を倒すとほぼフラットな就寝スペースが確保でき、荷室のサイドにはフックやタイダウンベルトの取り付け部があるため車中泊のカスタムがしやすい設計です。アイサイトなどの先進安全装備も充実しており、長距離移動での疲労軽減にも貢献。ルーフレールが標準装備されているモデルも多く、ルーフキャリアを活用すればさらに積載量を増やせ、車中泊の可能性が広がります。
マツダ CX-5
洗練された内外装と高い静粛性で快適な眠りをサポート。
後席を倒すと約180cmの就寝スペースが確保でき、静粛性の高さも相まって、快適な眠りをサポートします。洗練された内外装デザインも魅力で、車中泊だけでなく普段使いでも満足度の高い一台です。特にディーゼルモデルは燃費性能も高く、長距離移動が多い車中泊旅に最適です。マツダの最新技術が詰まった新型CX-5のフルモデルチェンジにも注目が集まっています。
トヨタ ハリアー
上質な空間でホテルライクな車中泊を。静粛性と快適性が魅力。
高級感あふれる内外装と高い静粛性が特徴のハリアーは、まるでホテルに泊まっているかのような上質な車中泊を体験できます。後席を倒せば約185cmの広々とした空間が生まれ、快適な眠りをサポート。洗練されたデザインは、おしゃれに車中泊を楽しみたい方にもぴったりです。ハイブリッドモデルなら燃費性能も高く、長距離移動も安心です。
日産 エクストレイル
e-POWER搭載で力強い走り。タフなデザインと防水フロアでアウトドアに最適。
日産独自のe-POWERシステムによる力強い走りと、タフで洗練されたデザインが魅力のエクストレイル。防水加工されたラゲッジフロアやシート背面は、汚れたアウトドアギアを積む際も安心です。後席を倒せば約180cmのフラットな空間が広がり、大人2人での車中泊も快適。電源供給機能も充実しており、キャンプサイトでの家電利用にも便利です。
三菱 アウトランダーPHEV
外部給電機能V2Lで電化製品使い放題!災害時にも活躍する頼れる一台。
三菱独自のPHEV(プラグインハイブリッド)システムを搭載し、外部給電機能(V2L)が最大の魅力。車載バッテリーから最大1500Wの電力を供給できるため、ポータブル電源なしで様々な電化製品を車内で使用できます。後席を倒せば約180cmのフラットスペースが確保でき、快適な車中泊が可能。悪路走破性も高く、アウトドアフィールドでの頼れる相棒となるでしょう。
三菱 デリカD:5
ミニバンとSUVのいいとこ取り!悪路も快適な大空間でファミリー車中泊に最適。
唯一無二の存在感を放つデリカD:5は、ミニバンの広大な室内空間とSUVの悪路走破性を兼ね備えたクロスオーバーモデル。3列目シートを跳ね上げ、2列目を倒せば約190cmの広々としたフラットスペースが生まれます。大人2人+子供1人でもゆったりと過ごせるため、ファミリーでの車中泊に最適。タフな外観はアウトドアシーンに映え、どんな道でも安心して進めます。
ホンダ ヴェゼル
コンパクトながら広々空間。燃費性能も魅力のソロ・カップル向けSUV。
ホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより、コンパクトなボディながら後席の足元空間や荷室の使い勝手が非常に優れています。後席を倒せば約175cmのフラットスペースが生まれ、ソロやカップルでの車中泊にぴったり。燃費性能も良好で、気軽に車中泊を楽しみたい方におすすめです。都市部での普段使いから週末の車中泊まで、幅広いシーンで活躍します。
トヨタ カローラクロス
コンパクトながら車中泊もこなせる優等生。日常使いとアウトドアを両立。
取り回しの良いコンパクトサイズながら、後席を倒せば約175cmのフラットスペースが確保できるカローラクロス。ソロやカップルでの車中泊に十分な広さです。燃費性能も良好で、普段使いから週末の車中泊まで、幅広いシーンで活躍します。価格も手頃で、初めての車中泊用SUVとしてもおすすめです。
ホンダ CR-V
広大な室内空間と高い実用性。中古市場で狙い目のおすすめSUV。
(※日本国内では生産終了していますが、中古車市場では高い人気を誇ります。)広々とした室内空間が魅力のCR-Vは、後席を倒すと約185cmのフラットな就寝スペースが確保でき、大人2人がゆったりと過ごせます。高い走行性能と快適な乗り心地も兼ね備え、長距離移動も苦になりません。中古車であれば比較的手頃な価格で手に入るため、コストを抑えて快適な車中泊を楽しみたい方におすすめです。
スズキ ジムニーシエラ
本格オフローダーで秘境へ。ソロ車中泊に特化したワイルドな一台。
軽自動車のジムニーをベースにした小型SUV、ジムニーシエラは、本格的なラダーフレーム構造とパートタイム4WDによる圧倒的な悪路走破性が魅力。後席を倒せば約165cmの就寝スペースが生まれ、ソロでの車中泊に最適です。荷室はコンパクトですが、ルーフキャリアなどを活用すれば積載量を増やせます。大自然の奥深くで、誰にも邪魔されないソロ車中泊を楽しみたい方におすすめです。
マツダ CX-60
マツダの新世代ラージ商品群SUV。上質な走りと広々空間で快適な車中泊を。
マツダが誇る新世代ラージ商品群のフラッグシップSUV、CX-60。FRベースのプラットフォームによる上質な走りと、広々とした室内空間が魅力です。後席を倒せば約180cmのフラットスペースが確保でき、高い静粛性も相まって快適な眠りをサポートします。洗練されたデザインと高い走行性能は、車中泊だけでなく普段使いでも満足度の高い一台です。
SUVで車中泊をさらに快適にするおすすめグッズ
SUVでの車中泊を最大限に楽しむためには、適切なグッズ選びが欠かせません。以下のアイテムを揃えることで、より快適で安全な車中泊が実現します。
- 車中泊マット:シートの段差を解消し、快適な寝心地を提供します。車中泊マットのおすすめはこちらで詳しく解説しています。
- プライバシーシェード・カーテン:外部からの視線を遮り、安心して過ごすために必須です。
- ポータブル電源:スマホの充電や小型冷蔵庫、電気毛布など、電化製品の使用に役立ちます。キャンプ用ポータブル電源のおすすめも参考にしてください。
- 寝袋・ブランケット:季節に合わせたものを選びましょう。キャンプ用寝袋のおすすめや、冬場は防寒グッズも忘れずに。
- 換気扇・網戸:車内の空気を循環させ、結露や熱中症対策になります。
これらのグッズについてさらに詳しく知りたい方は、車中泊おすすめグッズの記事もぜひチェックしてみてください。
車中泊ができるSUVに関するよくある質問
Q. 車中泊に最適なSUVのサイズは?
A. ソロならコンパクトSUVでも十分ですが、2人以上ならミドルサイズ以上のSUVがおすすめです。就寝スペースの長さが身長+10cm以上、幅が1人あたり60cm以上確保できるかを目安に選びましょう。
Q. SUVで車中泊する際の注意点は?
A. エンジンをかけたままのアイドリングは、騒音や排気ガスで周囲に迷惑をかけるだけでなく、一酸化炭素中毒のリスクもあります。必ずエンジンを停止し、換気を確保しましょう。また、駐車場所のルールを確認し、ゴミは持ち帰るなどマナーを守ることが大切です。
Q. 車中泊はどこでできる?
A. 道の駅や高速道路のSA/PAは仮眠目的での利用が基本です。宿泊を前提とする場合は、オートキャンプ場やRVパーク、車中泊専用施設などを利用しましょう。無許可での野営は避け、ルールとマナーを守って楽しみましょう。
Q. 車中泊で使うおすすめのマットは?
A. シートの段差を埋めるための厚手のインフレータブルマットや、ウレタンフォームマットがおすすめです。車種専用設計のものや、分割できるタイプだと使い勝手が良いでしょう。寝心地を重視するなら、厚みのあるものが良いです。
まとめ
車中泊ができるSUVは、その高い走破性と積載能力、そして快適な居住空間で、自由な旅を求める多くの人々に選ばれています。この記事で紹介した選び方のポイントやおすすめ車種12選を参考に、あなたの理想の車中泊を実現する一台を見つけてください。
SUVでの車中泊は、美しい自然の中で目覚め、日常の喧騒から離れてリフレッシュできる最高の体験です。ぜひ、あなたもSUVと共に、新たな冒険の旅へ出かけましょう!
【車中泊におすすめのSUVをお探しの方へ】
- デザイン性も重視するなら:20代におすすめのSUV!おしゃれでコスパ抜群の車種まとめ
- SUV以外の車中泊車も知りたいなら:車中泊におすすめの車12選!快適に眠れる車種をタイプ別に紹介
- 今の車を売って買い替えを検討しているなら:車買取おすすめ業者10選 / 車の一括査定はどこがおすすめ? / 車買取で後悔しない!高額査定を引き出す完全ガイド

